科学的根拠のある療育技法
(ABAに基づく療育技法)

療育技法のテキスト療育技法のテキストの背表紙療育技法の先行研究DTT文献

ABAのみに特化する

科学的に療育効果が実証されている技法として、応用行動分析学(ABA=applied Behavior Analysis)に基づく療育技法があります。そして、これまでの研究から、一般的に流布されている非科学的なやり方とは併用しないこと(混ぜないこと)がその効果を確実にすることが明らかになっています。私たちは、終始一貫してABAに基づく療法技法のみを採用しています。

ABAを適切に使う

ABAの療育技法と言っても多岐にわたります(不連続試行法、偶発教授法、言語行動アプローチ法、他)。また、それらをどんな場面で、どの程度、どのように使っていくかで、その効果が異なります。私たちは、ABAの各種技法を適切に使い分けながら、子どもに身につけさせたい行動を獲得していきます。

保護者もABAの臨床技術を身につける

日常生活の中でも、子どもが獲得した行動スキルの維持や般化、忘却や退行の阻止、問題行動の対応等ができるよう、保護者にもABAを教授していきます。ただ、ペアレントトレーニングを受講しても、100冊ABAの本を読んでも、適切な臨床技術は得られません。学問知識と臨床技術は別物となります。私たちは、ABAの知識教授は前提とした上で、1対1の指導場面で教えられるかどうか、ご家庭や地域場面で教えられるかどうか、保護者本人が実際の各場面で必要となる臨床技術が得られるまで、一緒に教えていきます。そして、1日24時間、全員が一貫性を持って取り組むことができる環境を構築していきます。

参考例:見本合わせの課題で不連続試行法(Discrete trials teaching)を使う

準備
指示:SD
子どもの反応:R
結果:SR
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